Still Point〈静かな点〉内覧会のお知らせ
Still Point〈静かな点〉内覧会のお知らせ
日時:1月23日(金)〜1月25日(日) 10時〜16時
場所:Still Point〈静かな点〉(福山市本郷町297)
Still Pointは、福山市本郷町にオープンする一日一組限定の宿です。
宿の予約開始に先立ち、まずは場を開きたいと思います。
数寄屋造りの空間にて、お茶を用意してお待ちしています。
どなたでも、お気軽にお立ち寄りください。
Still Point〈静かな点〉
「Still Point(スティルポイント)」という名前の由来は、イギリスの詩人T.S.エリオットの「バーント・ノートン」という詩にある「回り続ける世界の、その中心にある静止点(Still Point)」という言葉です。日々の暮らしは季節の巡りと共に動き続けている。けれど、その動きの中心には、過去と未来、運動と静止という対立する概念では捉えきれない——ただそこにあったとしか言えない、静かな一点がある。エリオットはそれを「Still Point」と呼びました。
欠けていることの中にある美しさ。足りなさの中にある豊かさ。
日本の美意識は、そういうことを大切にしてきたように思います。数寄屋造りの空間で、何かをするためではなく、ただ静かにそこにいる。この宿が、そういう時間を過ごせる場所になればと願い、Still Pointと名づけました。
場所について
Still Pointがある本郷町は、かつて「本郷温泉」として栄えた場所です。明治から昭和にかけて、多くの人が湯治に訪れ、旅館が12軒並ぶ賑やかな温泉街でした。時代の流れと共にその賑わいは静まり、今は静かな住宅地となっています。
Still Pointの建物も、もとはジャングル温泉という旅館があった場所に建てられたものです。栄えた時代があり、静まった時代がある。そういう土地の歴史の上に、この宿はあります。
ホスト:佐藤壮生(さとう・そうせい)
東京生まれ。東京芸術大学大学院修了。長野県の北アルプス山麓で鳥獣被害対策員として野生のサルと向き合う仕事をした後、アートの世界で、土地とアーティストをつなぐ仕事をしてきました。瀬戸内国際芸術祭の記録集づくりや、北アルプス山麓での芸術祭・アーティスト滞在施設の立ち上げなどに関わってきました。2026年1月、縁あって福山市本郷町にStill Pointを開業します。